最近は、ベンチャービジネスの起業につながるような応用研究がもてはやされるが、それはあくまで「金儲け」という価値観での発想である。金儲けをストレートにうたった応用研究は好感が持てるし、批判する気もないが、「社会貢献」が目的と無反省に言うのは恩きせがましいと思う。(勿論、社会貢献と言える部分があることも認めている。)例えば、コンピューターをこれ以上高速にすることが、人間の生活にとってどれほどの意味があるか疑問であるし、コンピュータを利用することの負の側面も随分顕著になってきたと思う。そもそも、テクノロジーとは必ず負の側面を伴うものである。際限なくテクノロジーを発達させる最大の動機は、経済活動の中で利益を生み出すことにあると思う。